目次
はじめに
毎日使うトイレ。便座が割れてしまったり、黄ばみが取れなくなったり、最新の温水洗浄便座(ウォシュレット)に替えたい…そんなときに考えるのが「便座交換」。
しかし、「自分で便座交換できるのか?」「業者に頼んだほうが安心なのか?」と迷う方も多いはずです。
結論から言うと、普通便座やシンプルな温水洗浄便座は自分で交換可能。正しい手順を踏めばDIY初心者でも30分〜1時間程度で交換できます。
この記事では、便座交換を自分で行う方法を、必要な道具や具体的な手順、注意点まで詳しく解説します。
自分で交換できる便座と難しい便座
自分で交換できる便座
- 普通便座(電源不要タイプ)
- 簡易型の温水洗浄便座(既に同タイプが設置されている場合)
業者依頼がおすすめの便座
- 初めて温水洗浄便座を設置する場合(電源・給水工事が必要)
- タンクレストイレや特殊サイズの便座
- 築年数が古く、給水管やコンセント位置が特殊な場合
👉 基本的に 普通便座 → 普通便座、ウォシュレット → ウォシュレット の交換は自分で可能です。
便座交換に必要な道具
- プラスドライバー or モンキーレンチ
- 軍手(ケガ防止)
- 雑巾(取り外し時の水漏れに備える)
- 新しい便座本体
※温水洗浄便座の場合は、給水ホース・分岐金具・工具が同梱されていることが多いです。
便座交換の手順(普通便座の場合)
1. 古い便座を外す
- 便座の裏側(蝶番部分)にあるナットをドライバーやレンチで外す
- 便座を持ち上げて取り外す
2. 便器を掃除する
- 普段掃除できない部分なので、この機会に除菌・拭き掃除
3. 新しい便座を取り付ける
- 新しい便座の蝶番部分を便器の穴に合わせる
- 付属のボルト・ナットでしっかり固定する
4. ぐらつき確認
- 実際に座ってみて安定しているか確認
👉 所要時間は約15〜30分。DIY初心者でも難しくありません。
温水洗浄便座(ウォシュレット)の交換手順
1. 古い便座の取り外し
- コンセントを抜く
- 給水ホースを止水栓から外す(タオルを準備)
- 本体を取り外す
2. 新しい便座の取り付け
- 便器に設置用プレートを固定
- 本体をスライドしてセット
3. 給水ホースの接続
- 分岐金具を止水栓に取り付け、新しいホースを接続
4. 通電・通水チェック
- コンセントを差し込み、水漏れがないか確認
👉 所要時間は30〜60分。既存のウォシュレットを交換する場合ならDIY可能です。
便座交換の注意点
- 止水栓を必ず閉めてから作業(水漏れ防止)
- 無理にナットを回さない(便器の破損に注意)
- 電源がない場合は業者に依頼(コンセント増設工事が必要)
- 取扱説明書を必ず確認(メーカーによって取付方法が異なる)
自分で交換するメリット・デメリット
メリット
- 工事費がかからず節約できる(5,000〜15,000円程度お得)
- すぐに交換できる
- DIYの達成感
デメリット
- 水漏れ・取り付け不良のリスク
- 電源や給水位置が合わない場合は作業できない
- 保証が効かないケースもある
業者に依頼した場合との費用比較
- 普通便座交換:5,000〜10,000円(工賃)
- 温水洗浄便座交換:8,000〜15,000円(工賃)
- コンセント増設:5,000〜15,000円
👉 自分で交換すれば工事費はゼロ。
ただし「初めてのウォシュレット導入」や「配線・給水工事が必要」なケースでは業者に任せた方が安心です。
便座交換にかかる時間と難易度
- 普通便座:15〜30分、難易度★☆☆(初心者OK)
- 温水洗浄便座(同型交換):30〜60分、難易度★★☆
- 温水洗浄便座(新規設置):1〜2時間、難易度★★★(業者依頼推奨)
便座を交換するタイミング
- 便座にヒビや割れがある
- 黄ばみ・黒ずみが落ちない
- 温水が出ない・動作不良
- 使用開始から10年以上経過
これらのサインが出たら交換時期の目安です。
まとめ
便座交換は、普通便座ならDIY初心者でも十分可能。
- 必要な工具はドライバー・レンチ程度
- 普通便座 → 普通便座の交換なら15〜30分
- ウォシュレット → ウォシュレットの交換も自分でできる
- ただし新規導入や電源工事が必要な場合は業者依頼が安全
費用を抑えつつ快適なトイレ環境を整えるなら、自分での便座交換にチャレンジしてみましょう。
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